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2024/01/06 15:20
カリフォルニア州ウィッティア生まれ、サンディエゴ在住のリビング・レジェンド、クリス・クリステンソン。17歳からシェイプをスタートし、これまでに削った本数は1万数千本以上。ディック・ブルーワーに才能を見出され、その高いシェイプ技術の基礎を形作り、スキップ・フライやマイク・ディフェンダーファーらの巨匠をリスペクトしつつも、単なる彼らのコピーではない、“オリジナル“なデザインを生み出しています。
一目でクリスと分かる美しいアウトライン、他のシェイパーが模倣するデザイン性の高さ。これまでサンディエゴ・フィッシュ・ムーブメントを牽引し、その後もショート、ミッドレングスやログで名器を生み続けるだけでなく、ビッグウェイブガン・シェイプでは間違いなく世界一。トップライダーからのフィードバックを加え、完成させたサーフボードは世界中のサーファーを魅了し続けています。
キヨモオンラインストアで取り扱いのChristenson Surfboards(クリステンソン・サーフボード)は、すべて日本輸入総代理店のKiyomo, inc.による販売の製品です。これらのサーフボードはクリス本人とそのクルーによって1本1本フィニッシュが施され、世界トップクラスのクオリティを誇るサンディエゴのムーンライト・グラッシングの工場で仕上げられた正真正銘のMADE IN USAです。
国内に輸入されたボードは1本1本細かに検品が行われ、そのクオリティ・コントロールをパスしたもののみ正規ディーラーの元へ送られます。その際にカリフォルニア製の正規品である証のオーソライズド・カードが同梱されています。
近年ではシェイパーの工場以外の国でも生産される有名ブランドもありますが、クリステンソンでも価格の安いバリ製やオーストラリア製などのボードが日本の市場に流通しているのが現状です。それらの国で生産されたライセンス品は、マシンシェイプを元に現地の人間によって作られたものです。
ブランクスやレジン、クロスといった使用される素材の違いだけでなく、グラッシングやフィニッシュでもその差は歴然で、同一モデル、同カラーでも重さや仕上げのレールのシェイプともに違いは顕著です。
我々にとってサーフボードは単に見て飾る工芸品ではなく、実際に乗ってパフォーマンスをする道具なので、製品のクオリティこそ一番重要であるものと考えます。そして言うまでもなく、価格の差はそのクオリティに現れてくるものとなります。ということで、クリステンソン・サーフボードをお求めの際は、安物買いの銭失いとならぬようくれぐれもお気を付け下さい。
当ブログでは数あるクリステンソンの各モデルや日本の皆さん向けのボードの選び方について、詳しく掘り下げていきますので、次回以降もお楽しみに!